ルピナス文庫 

2011年4月、5月の特集

謹んで、この度の地震災害のお見舞いを申し上げます…。

このたびの震災により、被害を受けられた皆さま、
被災地に所縁のある皆さま、
被災地にて、必死に頑張っていらっしゃる皆さま、
遠く離れた地から出来る限りのことをして下さっている皆さま、
想いを馳せ、涙し、お祈りしていらっしゃる皆さま、
心よりの祈りとお見舞いを申し上げます…。

人それぞれに、
それぞれの状況と、感情と、精いっぱい戦って、
前に進もうと、前に進めるよう、精いっぱい頑張っていらっしゃるのだと思います。
中には自分の幸せに罪悪感を感じて葛藤してらっしゃる方だって、沢山いらっしゃることと思います。
必死で頑張ってらっしゃる方が、たくさん、たくさん、いらっしゃるのですよね…。

どうか、皆さまに、時々、息抜きできる状況ができますよう、
心よりのお祈りをいたしております。


目を、耳を、覆いたくなってしまうようなデマも、買いだめに走ってしまわれた方だって、
不安で不安でたまらない中での、その時のその人の「精いっぱい」の結果だったのだろうと思います。
少し落ち着いて、冷静になれたら、空回りせずにもっと素敵な結果につながったかもしれません。
今もまだ、空回りが許されない立場の方々が沢山、必死に戦ってらっしゃいます。
空回りが許されない…。
それだけで どれ程のストレスな事でしょう。
一体、そんなストレスに耐えられる方が、どれ程いらっしゃるのでしょう…。
「精いっぱい」が「いっぱいいっぱい」でギリギリの状態にならないよう、
どうか、心休まる時間が少しでも作られますよう、
心より お祈りいたしております。


そして

大人が「いっぱいいっぱい」だったりしたら、
子ども達の不安は どうなってしまうのでしょう…。

我が家の娘達は震災後、毎日毎日、異常な位に本を抱えて持ってきて
「読んで」「読んで」
と、私のそばから離れませんでした。
本を読んでほしいのではなく、そばにいてほしい、優しい声を聞いていたい、
そんな様子でした。
そして私も、娘達のぬくもりを感じ、優しい響きの日本語を言葉にすることで
たくさんたくさん、なぐさめられました。

だから、文庫は翌週の15日も、22日も開館しました。
計画停電で家から出られない方もいるだろうけれど、
午前中で学校も終わってしまうし、幼稚園もお休みだったりで、
こどもたち、余計不安になってしまうでしょうし…。
仕事に行けないママ、パパたちもいらっしゃるようでしたし…。
だったら、少しでも ぬくもりの時間を…。
そんな祈り、願いでした。

中学生の息子の知人の女の子も、今もリュックを手放せないと聞きます。

被災地の子供たちや如何ほどに…。

胸が締め付けられ、毎日苦しくなってしまいますね。

私は非力で、本当に微々たることしかできません。
義援金もそうですが、kodomiruのイシマルさんや、ユニセフあてに絵本・児童書を少し送ったり、布袋を送る会に参加したり…。
でも本当は、何よりも ぬくもりを…。
そう、願ってしまいます。
どうか こどもたちにぬくもりを…。
心からの祈り、願いです。


震災後しばらくの間続いた首都圏のパニックに、
恥ずかしくも私は 人が怖くなってしまって、かなり凹んでしまいました。
色んなことを自分の中でグルグル悩んで、考えて、迷って、余計に落ち込んでました。

娘と散歩に出かけた春休み、まだつぼみがほころび始めたばかりの
つぼみの中の優しい色を見て なんだか涙が出ました。

今は、心底
人って いいな。
そう思えるようになりました。

人の優しさ、ぬくもり…。
夢も、希望も。
手渡し続けていきたい素敵なものが、人には沢山です。

私は私にできる事を、少しずつ。
手渡せる限り。手渡せていけたら…。
そう思っています。

2011年4月、5月の特集は「学校 本 言葉」
学校って、素敵。
本って、素敵。
言葉って、素敵。
どれも 人と人とがつながる場所。

楽しめる事の幸せをかみしめて…。

これからも、宜しくお願いします。

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